ビットコインの値動き、マジで不安定すぎない?いま市場で何が起きてるのか整理してみた
ちょっと待って、ビットコインの値動き荒れすぎじゃない?
ビットコイン(BTC)の価格が安定しない状況が続いてる。上がるのか下がるのか、投資家も右往左往してる感じだけど、「結局、何が起きてるの?」って思ってる人も多いはず。
この記事では、
- 現物ETFの最新動向(ブラックロック&フィデリティ)
- アリゾナ州&テキサス州のビットコイン政府備蓄法案の現状
- 今後の暗号資産市場のイベント
この3つを中心に、最新のビットコイン市場を整理していく。
現物ETFの最新動向
2024年に承認されたビットコインの現物ETF。特にブラックロックとフィデリティがETF市場に大きな影響を与えている。本日現在の運用額はブラックロックのIBITが457億ドル、フィデリティのFBTCが167億ドルだ。両社合計で624億ドルの規模で、ざっと円換算すると9.4兆円になる。日系企業で言うとソフトバンクや三井物産レベルの時価総額が、BTCに流入しているってわけ。
アリゾナ州・テキサス州のビットコイン政府備蓄法案
アリゾナ州(SB1025)
- 現状: 上院で可決済み。現在、下院で審議中。
- 内容: 州の公的資金の最大10%をビットコインに投資可能。
- 購入額の推定: 州の総資産額は不明だが、仮に100億ドルなら最大10億ドルの購入が可能。
- この法案のポイントは、州の資産の一部をデジタルアセットに振り向けることで、将来的な財政リスクを分散させる狙いがある点。
テキサス州(SB-21)
- 現状: 上院で可決済み。下院で審議中。
- 内容: 州の会計監査官が最大2.5億ドルのビットコインを購入可能。
- テキサス州は独自の金融戦略を持つ州として、過去にも金地金の備蓄を進める政策を取っており、ビットコインの導入もその延長線上にある。
ポイント: この法案が可決されれば、州政府が直接ビットコインを備蓄する時代が到来する。ユタ州のように企画倒れに終わる可能性もあるが、仮に実現すればBTCにある程度のまとまった資金が流れる可能性がある。
BTC運用額をグラフ化してみた
最新の生成AI(ChatGPT 4o)に協力してもらい、素人なりに現状を整理するインタラクティブ・グラフを作成してみた。BTC運用額が視覚化できて非常に分かりやすい。こうして見ると、大手ファンドの運用額って半端なく大きいんだなと実感する。
これからのビットコイン市場はどうなる?
今後のビットコイン価格を動かしそうな重要イベントをチェックしておこう。
日付 | イベント | 影響 |
---|---|---|
2025年3月18日-19日 | FOMC会合 | 利下げ期待が高まればBTCに追い風か |
2025年4月 | BTC半減期から1年経過 | 過去の傾向では、半減期から1年を境に上昇していたが、今回は・・・ |
2025年5月-6月 | アリゾナ州、テキサス州のビットコイン政府備蓄法案の可決? | 可決されればBTCに追い風、否決されれば逆風。 |
まとめ:BTCは長期ホールドが正解?
「ぶっちゃけ、BTCどうするべき?」って話だけど、筆者のスタンスとしては 「売らずに長期ホールド」。
理由はシンプル。
- 政府による購入圧力 → アリゾナ州&テキサス州の法案が可決されれば、価格上昇要因になる。
- ETFの資金流入再開の可能性 → 直近では流出が目立つが、市場が安定すれば再び買いが入る可能性。
- ビットコインの供給減少 → 半減期を経て、供給が減るほど価格が上がる可能性が高い。
短期的な値動きに振り回されるのではなく、しっかり長期の視点を持つことが大事。ただ、言うは易し、行うは難し。精神的に不安定な毎日が続きそうです・・・
出典:アリゾナ州SB1025、テキサス州SB-21、テキサス州HB 4258、ブラックロックIBIT、フィデリティFBTC